太陽光発電システム設置の導入費用

太陽光発電システムを設置するのにいくらかかるのか、その導入費用について説明します。以下の費用の合算となります。

太陽光モジュール

太陽光発電システムで一番高価なのは太陽光発電モジュールです。従って、太陽光発電モジュールが何枚必要なのかを厳密に決めなければなりません。


最初に、希望する発電量を決めます。通常3kWから5kWですが、家族構成や電力使用量により決定します。


次に、その発電量を確保するために、屋根に太陽光モジュールをどの配置で何枚置くか、を決めます。できるだけ南側の屋根に配置しますが、それでは不足のときは東側や西側の屋根にも配置します。このとき、東西の屋根のモジュールの発電量は南側屋根の発電量より若干落ちることを考慮しなければなりません。それも勘案して太陽光モジュールの配置と枚数を決定します。


ひとつ注意事項として、メーカーにより太陽光発電モジュールのサイズは少し異なる、ということがあります。A社のモジュールでは南側屋根に無駄ができるが、B社のモジュールでは南側屋根に無駄な空きスペース無く配置できる、ということが発生し得るのです。モジュールの配置に無駄なスペースがあったら、別のメーカーを検討してみることも良いかもしれません。


もうひとつ、太陽光発電モジュールの値段はメーカーにより異なることにも留意しなければなりません。一般に単結晶シリコン系太陽電池を採用しているメーカーのモジュールは高めの価格です。これはシリコン価格が高騰しているためやむを得ません。


これらのことを決定するのは、ユーザである我々には少々無理があります。設置業者と綿密に打合せし、決定しましょう。なお設置業者はひとつのメーカーしか取り扱っていない場合も多いです。複数のメーカーにまたがるよう、複数の設置業者から見積もりを取ることが大事です。


ここで参考になるサイトを2つ、ご紹介します。

  1. 太陽光発電システムのメーカーのひとつである京セラの出力規模別設置例 ページです。様々な屋根の形とその設置例が掲載されています。
  2. 太陽光発電システム見積工場サイト。ここから匿名で無料見積もりが出来ます。

架台

太陽光発電モジュールを屋根の上で支える架台が必要です。これは、屋根の形・材質・傾斜角により千差万別です。これもユーザ側ではほとんど料金がわかりませんので、設置業者の見積もりを複数取って納得の行くまで業者に質問しましょう。

その他のハードウェア

太陽光発電システムの構成ページに書いてありますが、その他のハードウェアとして、パワーコンディショナー、接続箱があり、また配線ケーブルも当然必要です。


また余剰電力を電力会社に売るとき、売電量を測定する売電メーターが必要になります。これは電力会社との契約によりユーザ側が負担する場合がほとんどです。また売電メーターにはアナログ式とデジタル式がありますが、デジタル式は結構値段が高いことに留意する必要があります。

設置工事

以上を設置する工事の費用ですが、これは設置業者によりばらつきがあります。従って、このページで散々述べているように、複数業者の見積もりが絶対に必要です。


なお屋根の工事ですので、必ず足場を組む必要があります。この足場の敷設・撤去費用は結構高価であることを予め覚悟してください。

まとめて

以上の合計費用が太陽光発電システムの導入費用です。これらの費用は、特に架台や工事費用という、一律の見積もりが難しい部分があります。それでも一応の目安があります。


合計費用を発電量のキロワット数で割って、1kW当たりの価格を計算してみてください。例えば発電量3kWシステムの合計費用の見積り額が210万円なら、1kW当たり70万円となります。


それが60万円~80万円なら、ほぼ常識的な価格と言うことができます。これを超えるときは、何故高いのか、設置業者に厳しく問いただして見ましょう。また逆にあまりに安いときは、品質の悪い電気を作る粗悪品パワーコンディショナーを掴まされる場合や、屋根を傷付ける粗悪工法の場合もありますので、残念ながらあまり安い場合も要注意です。

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