オール電化はエコで人気

オール電化がエコであることと、オール電化人気の主な理由の電力料金体系と機器について説明します。

オール電化はエコ

給湯や調理用コンロはガス、暖房は石油、という家庭は多いと思います。しかしそれらもすべて電気にして、家庭で必要なエネルギーをすべて電気でまかなう方式が、オール電化です。


ガスや石油はエネルギーを発生する際に燃焼が必要です。そして燃焼により温室効果ガスである二酸化炭素が発生し、また量は少ないですが一酸化炭素や窒素酸化物など、有害物質も発生します。オール電化にすれば燃焼は伴いませんのでこれらの物質は発生しません。というわけで、オール電化はエコと言うことが出来ます。

オール電化が人気のわけ

オール電化がエコであるだけでは人気は出ません。いまオール電化に人気があるのは理由があります。ひとつは、オール電化向きの電気料金体系です。もうひとつは、エコキュートやIHクッキングヒーターなどの優秀なオール電化向きの機器の登場です。

電気料金

いままでにも電気料金には深夜割引など、昼と夜で別々の料金単価となる割引制度はありました。タイマーで深夜に電気温水器をONにしてお湯を沸かして蓄えるお宅を主に想定した割引でした。今もこの制度はあります。


そして各電力会社にはそれをさらにオール電化用にした料金体系があります。例えば東京電力の電化上手です。この特徴は次のようになっています。1kWh当たりの電力料金単価です。

  • 朝(7時~10時: 23.13円)
  • 昼(10時~17時: 夏季 33.37円 /夏季以外 28.28円)
  • 夕(17時~23時: 23.13円)
  • 夜(23時~7時: 9.17円)

電力供給の逼迫する夏の日中の単価を一番高くし、また夜間をかなり割り引いています。原子力発電所は出力は可変ではなく一定で運用しているため電力の余る夜間にたくさん使用してもらう目的もありこのような単価設定になっています。


そしてこの東京電力の「電化上手」では、さらに5%の割引となります。他の電力会社も、単価や割引率は異なりますが同様の料金体系があります。


このオール電化向きの料金体系が、オール電化ブレークの大きな原因です。

オール電化向きの機器

オール電化向きの機器の筆頭は、何といっても、非常に能率よくお湯を沸かしかつ環境に優しいエコキュートです。これについては別ページで説明しています。


次は「IHクッキングヒーター」。安全のため火を使いたくない家庭にはピッタリです。そして最近の機種は、すべての金属鍋が使え、かつ高出力です。センサーも付いているので加熱防止など安全性が高いです。ただ、規定より少ない油を熱すると発火することがあるようなので、安全のためには決められたことを守ることが必要です。


また「床暖房」。エコキュートのお湯を使った温水式床暖房はランニングコストが安い特徴があります。


以上の料金体系とオール電化向き高性能機器の登場で、オール電化は急速に普及しています。

オール電化と太陽光発電

太陽光発電を導入すると、実際に使用した電力以上に太陽光発電した電力を電力会社に売る売電という仕組みがあります。この売電時の単価は、電力会社とオール電化向き契約(上記で紹介したの東京電力の「電化上手」等)すると単価が高くなるのです。つまり、太陽光発電はオール電化で売電単価が有利になります。このため、太陽光発電とオール電化は非常に相性の良い組み合わせとなっています。

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